非正規雇用の増加が映すもの

ポスティングのため、筆者が朝の始発に乗りこんだときに感じた奇妙な違和感を、今も鮮明に覚えています。
それは、車内が高齢者の男性ばかりだったからです。

そのとき気になって、非正規雇用について検索してみたのです。
その結果は、自分が想像していたものとは少し違う姿でした。

出典:厚生労働省HP掲載資料

  1. 正規雇用労働者の人数は微増傾向
  2. 非正規雇用労働者の人数は大きく増加
  3. そして、雇用労働者全体の人数が増え続けている

非正規雇用労働者に占める高齢者の割合が増え続けています。
そして、中高年の非正規雇用者も増え続けています。

派遣解禁・拡大により正規雇用が非正規化したと、何となくただ単純に考えていた(まことに不勉強ですが)筆者の目に映ったのは、自民党がいかに日本社会と日本人の生活を壊してきたかでした。

図表1-1-3 共働き等世帯数の年次推移|令和3年版厚生労働白書ー令和時代の社会保障と働き方を考えるー|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

共働き世帯の増加も、女性の社会進出のためと片づけられる人はもはやいないでしょう。

構造改革・規制緩和の名のもとに日本の産業構造を破壊し、緊縮・増税路線により日本人の貧困化を押し進めてきた自民党。

日々の暮らしに追われ、若者から高齢者まで将来の不安を抱えて生きることが、もはや普通のこととなってしまった日本。
自民党の犯した罪は大き過ぎると言わざるを得ません。

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