田母神俊雄先生の政治活動復帰を祝う会

令和6年1月14日(日)、大手町サンケイプラザ4階ホールにて、『田母神俊雄先生の政治活動復帰を祝う会』が、総勢140名を超えるご出席者、ご来賓をお招きし、盛大に執り行われました。同会にご参加頂きました皆さま、開催にご尽力、ご協力頂きました皆さまに、改めて御礼申し上げます。

会場となった大手町サンケイプラザは、東京駅丸の内北口からも歩いて7分ほど、地下鉄出口から直結した、大手町ビジネスエリアの中心にあります。前日の凍えるような初雪とはうって変わり、雲ひとつない晴天が都心の空に広がりました。

オフィスビル・商業施設|株式会社サンケイビル|もっとひとりひとりのなかへ。 (sankeibldg.co.jp)

田母神先生の復帰を祝うにふさわしい清々しい空気の中、いよいよ13時30分、『田母神俊雄先生の政治活動復帰を祝う会』が、次世代シャンソン歌手としてご活躍中の白川さくら様による美しい国歌独唱とともに、幕を開けました。

会場の万雷の拍手に迎えられ、田母神俊雄先生のご登壇です。

まだ言いたいことが全く言えていないと、最後は軽妙な冗談で締められた30分以上におよぶ講演の内容は、どれも日本の危機に対する深い洞察と、進むべき道を指し示すものでしたが、ここでそれを再現することなど到底できないでしょう。しかし、そのほんの一部でもここに記せればと思います。

まずは、政治のリーダーとはいかにあるべきか。

今のリーダーたち、はっきり言えば総理は、何かことが起きたとき、問題を収めることが最優先、事なかれ主義に陥り、戦うことをしない。傷だらけになっても国民を守るために戦うこと、それこそがリーダーの仕事だ。しかし、リーダーがそれを放棄してしまっている。総理が謝罪してしまえば、国民は何も言えなくなってしまう。そして、総理が靖国参拝をしないと言えば、みな靖国参拝できなくなってしまう。

総理が靖国参拝をしないと言うことは、戦没者慰霊の問題だけではない。

中国や韓国が、総理が靖国参拝をしないことをどう受け取っているのか。「日本にはどんな理不尽なことでも言え、必ず最後に日本は言うことを聞く」というシグナルを常時送っていることに他ならないのだ。

税金が財源となって国の事業が行われていると、国民が騙されている。

国の事業は国債発行によりできるが、財務省や日本政府は「国債発行は借金だ、借金が増えると将来返済のため税金が必要になる」と国民に教えてきた。国債は国民に対するお金の供給であり、返す必要などないものだ。

ロシアによるウクライナ侵攻から我々が学ぶべきことは何か、それは日本を守るためにアメリカは戦わないということ。

核保有国である中国が日本を侵略したとき、日本を助けるためにアメリカは戦わないことが明らかになった。だから日本も、自分の国を自分で守る態勢を強化していく必要がある。防衛力の強化は、戦争をするためではなく、戦争をしないためだ。核兵器も、あった方がないよりも絶対に国は安全だ。国際政治におけるルールを決めるのも、核保有国なのだ。

国を自分で守ることができないため、アメリカの意思を忖度した政治がずっと続いている。

1984年のプラザ合意、これが日本経済弱体化のスタートだ。そして1993年には「宮沢・クリントン会談」が開かれ、以降10年以上にわたり毎年A4で50枚くらいの構造改革要求を突きつけられ、日本はこれを法律にしていった。「改革なければ成長なし」と小泉総理は言ったが、改革の結果良くなったものがひとつでもあるのか。

田母神先生の熱いご講演に続き、国際文化人として多忙な日々を送られるなか、「是非出席したい」と駆けつけてくださったデヴィ・スカルノ様より、田母神先生へ力強いエールが送られました。

続いて、故加瀬英明先生の秘書を務められていた中島修二様より、田母神先生政治活動復帰に対するお祝いのお言葉と、乾杯のご挨拶を頂きました。

宴も始まり、ご出席者同士のお話もはずみ、ご挨拶や名刺交換など有意義な時間が流れるなか、田母神先生のために足をお運び頂いた来賓の方々のご登壇が続きます。

田母神先生と長く親交をお持ちの、参議院議員の石井苗子様です。国会で政策を実現するお立場から、国際情勢や税金の使い方について力強いメッセージを頂きました。

バイジャパン代表の東敏史様です。日本の現状を憂い、日本復活のために活動されている若手経営者のお立場から、活動のご紹介を頂きました。

漫画家の成田アキラ先生です。いつも通りの飄々としたお人柄で、持論の積極財政や移民政策について、身振り手振りを交え、熱い思いをお話し頂きました。

田母神俊雄を応援する会の乙幡直樹様です。田母神先生とともに歩み、支えるお立場から、日本中の小さな力を集め大きな力としてゆく、力強い信念をお話し頂きました。

日本のみならず海外でも高い評価と人気を誇る、電撃ネットワークの南部虎弾様です。日本に対する熱い思いとともに、楽しいパフォーマンスをご披露頂きました。

最後のご登壇は、プロデューサーの吉村秀一様です。田母神先生も推奨の、第二次大戦後のソ連によるカザフスタン抑留問題を描いた映画「阿彦哲郎物語 戦争の囚われ人」のご紹介を頂きました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよ宴も締めの時間となりました。日本のための選択肢代表、中村和弘より、参加者の皆さまへの御礼とともに、開催までの道のり、そして田母神俊雄都知事実現に向けての賛同を呼びかけました。

最後に、田母神先生よりお礼のご挨拶を頂きました。政治は本来、強い人、金持ちのためにはいらない、彼らは自分で生きていくことができる。弱い人、財力のない人たちが生きていけるような政治を行わなければならない、という田母神先生の言葉が胸に深く響きました。

中村代表が灯した小さな灯が、今日、党派を越えて国を憂う多士済々の方々が集う場となり未来を灯しました。世界初の衰退途上国として、崩壊へと突き進む日本。日本再生のため、何としてもこの歩みを確かなものとしなければなりません。

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